我が子の身長が周りに比べて小さい、というのは親にとっては大事な事。
子供自身が気にして悩んでいたら尚更ですよね。。。
ウチの娘は標準の体重で生まれたのに、
幼少期には、なかなか体重が増えずに悩みました。
バランスも考え、普通に食べさせているのに、、、
我が子が標準的な身長&体重だとほっとしますよね。
子供が標準より小さい場合、考えられることなど、
様々なことを調べてみたいと思います。
アイキャッチ画像:ワカメラさんによる写真ACからの写真
子供の身長、全国平均は?
子供の平均身長がこちらです ↓↓
[男子] [女子]
☆7歳・・・122.5cm / 121.5cm
☆8歳・・・128.2cm / 127.3cm
☆9歳・・・133.5cm / 133.4cm
☆10歳・・・139.1cm / 140.3cm
☆11歳・・・145.2cm / 147.1cm
☆12歳・・・152.9cm / 152.1cm
大体、年間5~7㎝伸びる傾向にはありますが、
個人差もありますので、まずは成長曲線を描き、
平均値からどれだけ離れているのか"幅"を確かめることが大切です。
成長曲線というのは男女別になっていて、子供が誕生してから成長期を過ぎ、
成長が止まるまでの期間の身長と体重の発育曲線です。
大体3~4カ月の間隔で測定すれば充分だと言われていて、
この発育曲線を描くことで、子供の栄養状態(痩せ気味・肥満)を
知る事ができ、発育の異常、低身長の子供の原因となる病気などを
早期発見することも可能です。
身長の伸びるピークはいつ?
引用:まぽさんによる写真ACからの写真
身長の伸びるピークといえる時期は2回あるとも言われています。
まず、第一次成長と言われる赤ちゃんの頃と、
第二次成長と言われる思春期の2回です。
もちろん個人差はあるものの、思春期の急激な伸びのピークは、
女子が11歳、男子は13歳頃で、8~9㎝も伸びるといいます。
実際、ウチの息子も13歳の時に8㎝伸び、体が大きく変化していました。
子供の身長は両親の遺伝で9割以上が決まると言われます。
ですから両親の身長から予測身長を求めることも可能です。
その予測身長よりも身長を伸ばしたい場合、成長がピークを迎える時期の前に
充分な栄養・睡眠を取り、運動などで体を動かすことが大切だと言います。
現在、小学生も携帯電話を持っていたり、ゲームの好きな子が多く、
室内で遊ぶ子供もかなり増えているように感じます。
身長が伸びる時期の前後は特に、運動や遊びで体を動かすことをお勧めします。
子供の身長が標準より小さい場合に考えられることは?
うちの子は周りの子より小さい?と思う人も多いかと思います。
標準より小さいお子さんの場合、原因として考えられることは何なのでしょうか?
ほとんどの場合、遺伝や体質によるものだということなので心配ありませんが、
まれに考えられるのが、、、
①成長ホルモンや甲状腺ホルモンの分泌が不足している場合
②心臓や肝臓・腎臓・消化管など、臓器の異常
③愛情遮断症候群などの心理的ストレス
④ターナー症候群などの染色体異常
⑤軟骨無形成症などの骨・軟骨の異常
などで、まずは成長曲線をつけることが大切ですが、
曲線が標準から外れているからといって異常があるとは限りません。
心配な方は、病気などの原因が見つかる場合もありますので、
早目の受診が必要と言えます。
まとめ
子供が誕生してから、検診などであまり大きくなっていないと不安になったり、
少しずつ大きくなっていても標準より小さい場合、親としては心配になりますよね。
心配ない場合が殆どですが、心理的ストレスで身長が伸びない、
なんてこともあるのだと初めて知りました。
身長が低いということが様々な病気の可能性もあるのだと分かり、
早期発見が大切だと改めて感じました。